我々の専門性が最も発揮されるところ

この前の段階「姿勢をみる」は
主に止まっている動作をみていますが
この「動きをみる」は
身体各部位の動きや
動いている時の動作をみています。
我々、理学療法士や作業療法士が活躍する
リハビリテーションの場面では
この過程を「動作分析」と呼ばれており
動き作りの専門家である我々が一番得意な分野は
この動作分析からの動きの改善です。
前かがみや関節の曲げのばしのように比較的簡単な動きから
身体各部位の動きをチェックして
実際の仕事の動きやスポーツの動きをみることで
それらがつながりを持って動けているかを
専門的な視点でみていきます。
特に、お客様が普段の生活でやられている動作は
簡単なことであっても事細かにみていきます。
この後に原因や解決策を示して施術や運動療法に進んでいきますが
その過程でも常にこの「動きをみる」というのは
やりながら進めています。
施術や運動療法がうまく効果を出せているか
判定をするという点で
理学療法士にとっては
施術や運動療法そのものよりも
より専門性を求められるのがこの「動きをみる」という過程です。
ちなみに…
動きをみる際には
身体の骨格や筋肉を想像しながらみていますので
お客様の身体は我々にはこんな感じで見えています(笑)
“最も専門的な過程
目からX線が出ます!”

吉岡 勲(よしおか いさお)
フィジオ代表 理学療法士
1998年 安古市高校卒
2002年 神戸大学医学部卒
理学療法士国家試験合格
2008年 ドイツにて認定セラピスト資格取得
〜2020年 医療機関に勤務、整形外科・脳外科・スポーツ外来・在宅訪問リハビリなどでプロのスポーツ選手から高齢者までのリハビリテーションに従事
2020年3月 フィジオを開設

渡邉 悠也(わたなべ ゆうや)
フィジオ チーフトレーナー 理学療法士
1998年 延岡学園高校卒
2002年 藍野大学医療保健学部卒
理学療法士国家試験合格
2008年 呉市立呉高校野球部トレーナー
広島北リトルトレーナー
広島経済大学トレーナー
整形外科に勤務するかたわら、スポーツチームにてトレーナーとして従事、2022年スポーツ選手専門コンディショニング「Links」を立ち上げ同時にフィジオのチーフトレーナーに就任
ピンバック: 1.フィジオの「身体の見方」 – フィジオ-Physio –