まずは「ヒアリング」が重要

フィジオにおける「ヒアリング」は病院で医師が行う問診にあたるものです。
医療の専門家である医師の診察で問診が最も重視されるように
運動の専門家である理学療法士として
身体をみさせていただくために
ヒアリングは最も重視する過程です。
このヒアリングによって
身体の状態を知るだけでなく
この後どんな姿勢や身体の動きをみていくか
みる内容やみる場所が変わります。
例えば同じ腰痛であっても
デスクワークや運転が多い方であれば
座る姿勢を中心にみることになるますし
歩くことが多い方であれば
歩き方を中心にみることもあります。
またみる部位も
背骨の動きをみていくこともあれば
股関節の硬さをチェックすることもあります。
これらはまずヒアリングによって
得られた情報でみるものは変わります。
ヒアリングには
来院前にメールやLINE、電話で事前にお聞きするヒアリングと
来院時にヒアリングシートに記載していただき
直接お話を伺うヒアリングがあり
両方を組み合わせて行います。
よく
「病院で言われたことを正確に覚えていない」
「痛みや症状をうまく言葉にできない」
「なんで痛くなったかよくわからない」
といったことに悩まれる方が多いですが
「よく分からない」
「うまく言えない」
「はっきり覚えていない」
というのも非常に重要な情報です。
お客様が感じられたことを
そのままお聞かせ頂ければ幸いです。
ヒアリングに関してはマニュアルというものが存在しません。
どんなことをお聞きしするかは
お客様の症状やお仕事、これまでの経過などによって
様々ではありますすが
「こんなことを聞いています」という例を
⬇︎で挙げているのでそちらも参照ください
“ヒアリングは最初にして最重要
これ以降の内容が変わります”

吉岡 勲(よしおか いさお)
フィジオ代表 理学療法士
1998年 安古市高校卒
2002年 神戸大学医学部卒
理学療法士国家試験合格
2008年 ドイツにて認定セラピスト資格取得
〜2020年 医療機関に勤務、整形外科・脳外科・スポーツ外来・在宅訪問リハビリなどでプロのスポーツ選手から高齢者までのリハビリテーションに従事
2020年3月 フィジオを開設

渡邉 悠也(わたなべ ゆうや)
フィジオ チーフトレーナー 理学療法士
1998年 延岡学園高校卒
2002年 藍野大学医療保健学部卒
理学療法士国家試験合格
2008年 呉市立呉高校野球部トレーナー
広島北リトルトレーナー
広島経済大学トレーナー
整形外科に勤務するかたわら、スポーツチームにてトレーナーとして従事、2022年スポーツ選手専門コンディショニング「Links」を立ち上げ同時にフィジオのチーフトレーナーに就任
ピンバック: 1.フィジオの「身体の見方」 – フィジオ-Physio –